22日(月)は関東を台風が直撃しているのにも関わらず仕事。
テレビでは外出は控えてくださいと忠告しているのにも関わらず、仕事が休みになるわけがない。
運よく保育園へ送っていったときはまだ小雨だった。
会社に着くと土砂降り。
千葉からどんどん北上してきて、帰る頃には宇都宮を直撃していた。
また運よく会社を出るころは小雨ですんだがしかし、保育園に着いた時には土砂降りの強風で飛ばされそうになった。
それでも冠水は免れて、無事に娘を迎えに行くことが出来た。
23日(火)はテレビでは台風は過ぎたが大雨に注意と言っていた。
でも雲はあるけど空は青いしカッパも持たずに出勤。
みるみるうちに会社の上の空は真っ暗になり雨が降ってきた。
雨もゲリラ雷雨の様だった。
でも今まで冠水して帰れなかったことはないので気にせず定時まで仕事。
17:30に会社を出ていつも通りの道を通るとすぐに渋滞が始まった。
雷で一瞬信号が消えた。
全然進まず、何度も何度も同じ信号機で青信号を迎えた。
その間もゲリラ雷雨のように恐怖を感じる雨と風だった。
会社を出て約1時間。
まだ会社から2kmしか進んでいない。
18:30迎え予定なので保育園へ連絡し、19時頃になると連絡。
まだまだ私は事の重大さに気づいていない。
そこから1時間でも3.2kmしか進んでいない。
家までまだ半分も進んでいない。
保育園から状況確認の連絡が入った。
保育園でもまだお迎えに来れない子供が数名いるらしい。
そしてまた1時間後の20:30で2.8km。
保育園から状況確認の連絡が入った。
もうりーなが最後の一人らしい。
泣いていないって先生言ってるけどきっとすごく不安になっているだろう。
頭の中で義母にお迎えを頼もうと思ったけど、こんな雷雨の中お願いするのも悪いし、義母の家からも渋滞で遅くなるかもしれないからお願い出来ない。
でも私よりは早くいけるかな?
いやこの天気で年配者に頼むのは良くない!
何時になろうが先生には悪いが私が迎えに行くのが一番と言い聞かせ。
何もできない自分にいら立ちが芽生えた。
これから先も災害になって道路が遮断なんてなったらりーなを迎えに行くのが困難になる。
なんとか対策を考えなければいけない。
気持ちがソワソワしていながらも車はちょびちょびしか進まない。
そんな時、旦那から電話が入った。
旦那『今、家に着いたけど帰ってないの?』
きっとこのままでは保育園に着くのは10時を過ぎるだろう。
先生にも悪いし、それよりなにより りーなが心配。
屈辱的にもりーなのお迎えを旦那に託した。
20:50無事にりーなのお迎えに行ってもらえた。
そして旦那からlineで
『迎えいったよ。帰ってくる道は冠水で一車線規制されてるから脇道に逃げた方がいいよ』
こんなに大嫌いな旦那。
優しくされても許せない旦那。
でも、助かった(:_;)
脇道にそれて走っていくとどんどんスムーズに進めた。
しかし、対向車線からくる車が冠水している道路を走ってきた。
少し前の車も通ってるし、きっと大丈夫と思いながら冠水している道路を走った。
もう泣きそう。
怖い。
無事に通りまたどんどん進んでいくが、たまに冠水している。
ところどころ消防車が停まっていてピカピカライトが光っている。
コンビニでも立ち寄って休憩して気持ちを落ち着けたいが、りーなが心配。
早く帰らなければの一心で進んだ。
脇道にそれたおかげで冠水しているところを通らなければいけないがすいすい進んだ。
まだ車が通れるくらいの冠水で感謝。
家に着いたのは21:30だった。
会社を出てから4時間が経過していた。
脇道にそれなければもっと遅かっただろう。
りーなは私を見て安心したのかギャーギャー泣いていた。
旦那のお迎えでもママがいいと泣いたらしい。
たくさん不安な思いをさせてしまった。
りーなが生まれる前だったけど、独身の頃に東日本大震災にあったときも住んでた場所は違うけど、家に着くまでに4時間かかった。
会社を辞めて保育園の近くに転職するわけにもいかないし、保育園を会社の近くにするのも家から遠くて不便だし、大好きなお友達をお別れもかわいそう。
今後の対策を考えたらそんなこと言ってられないのかなぁ~。