うちの社長が会議で言った言葉を支店長から聞かされました。
『有休を使う社員と使わない社員への差別化で賞与に反映させる、有休を消化していこうとう風潮はきれいごとだ!!』と言っていたよ。
そんなこと言われても、子供に何かあれば休むのが当たり前です。
子供を守れるのは親だけですから。
賞与に反映して、減給されるのかそれとも有休を使わない人にプラスαなのかは分からない。
がしかし、『有休を消化していこうという風潮はきれいごとだ』と言われてしまうと、有休を使う権利がとても悪い事のように感じてしまった。
この会社に入って先陣を切って産休・育休・復帰をさせて頂きました。
子供が風邪を引いた時、保育園の行事など嫌な顔せず有休を使わせてもらえるので凄く感謝していました。
ただ、先陣を切った私より2ヶ月先に出産した他支店の事務員は子供を4か月で保育園に預けて復帰したために、入院するような病気にかかりたくさん有休を使い、有休が無くなって欠勤が続いた頃には邪見にされるようになっていました。
結果、いずらくなり退職になりました。
私自身は子供が10か月で復帰し、義両親の助けもあって有休が無くなるような事はなく、多い月でも1~2日使わせて頂いています。
いくら嫌な顔せずとは言っても、迷惑なのは確かで皆さんの不便にはならないように準備してから休ませてもらっています。
休みだろうが電話だって出れるようにしています。
人によっては顔はニコニコしていても嫌味を言う人もいます。
そんな中で頭を下げながら有休を使っています。
子育て世代には仕事との両立は本当に大変で、肩身の狭い思いをしている人もたくさんいると思います。
産休を取らせて頂くことになった時は、この会社に入って本当に良かった。
育児と仕事の両立をするうえで、理解ある会社だなって思っていました。
私たちの後に続き、他支店の事務員も徐々に産休・育休・二人目と続いています。
子供の風邪や保育園で有休を使う人も増えてきました。
一方で、独身者や育児を終えた事務員の方はめったに有休を使う事はありません。
だからと言って、社長がそういう事を言ってしまっては有休を使う事が悪い事と言っているようで風当りが悪くなる気がします。
差別という言葉はとても嫌ですね。