産まれてきた娘の左ほっぺには1cmほどの2~3本の線があり、血が出ていました。
先生から謝罪がありました。
破水後、赤ちゃんと子宮がぴったり密着している状態での切開でした。
慎重に数回にわたり薄くメスを入れましたが、○○ちゃんに傷をつけてしまいました。
大変申し訳ありません。
傷についてはきちんと対応させて頂きます。
という内容だったと思います。
私は正直、先生には感謝しています。
だって、私がちゃんと産んであげられる体にしていなくての緊急帝王切開で、破水までしてしまった。
それでも無事に取り上げてくれた。
頭や目、鼻、口ではなくほっぺで良かったと思っています。
傷と言っても凄く深い傷ではなく、1本はじわじわ血が出るほどであとはうっすらです。
一部切断してしまったや子供の命に何の関わりもない傷で本当に良かったと思っています。
女の子ですし、将来傷の事で悩む日が来るかもしれません。
私は、先生の対応や無事に生まれてこれた事などちゃんと話してあげようと思います。
(実際現在2歳8ヶ月になりますが、よくよく見ればうっすら見えますが全然目立たない状態です。)
腕の良い形成外科の先生を紹介してもらい、入院中に看護士さん二人付き添いで日赤へ見せに行きました。
つくば大学の中山 凱夫先生です。
「今、縫ったり他の皮膚を移植したりなどの手を加えるほどでもない。経過を見てからでも遅くない。もし小学生に上がる頃とかでも傷が目立って気になるようであればまた見せに来てください」
と言われました。
毎日のように巡回にくる院長先生や看護士さんなどみなさんが心配してくれ、傷跡の様子を見てくれました。
よくよく話を聞くと、切開した先生はもう30年近いのベテラン医師(余談ですが、義妹の第一子第二子も取り上げています)で胎児に傷をつけてしまったのは初めてだったようで、大変ショックを受けているそうです。
それにご自身にも二人の娘がいるとかで、本当に真摯に対応し謝罪してくれました。