6/4(火)こんなに陣痛来てるのにまったく子宮口開かず、ずっと4cmのまま。
この日は分娩が多い為、部屋に移された。
先生が「4cmだから夕方くらいには生まれるかも」と言ってくれた。
少し先が見えてほっとした。
とにかく陣痛が辛い。
実母も義母も私の汗を拭いたり、うちわであおいだり本当に感謝しなければならないのに陣痛の事しか考えられなかった。
あ~キタキキタキタ 痛くて痛くて息を止めちゃうから頭の中はずっと吸って~はいて~とお経のように唱えていた。
そしてまた分娩室へ移った。
ここからは実母がついていてくれた。
とにかくご飯は食べられないし、気持ち悪くて吐くものもないのに何度も何度も吐いていた。
顔の横にビニールを準備してもらい何回も何回も吐いては交換してくれ、恥ずかしく申し訳なかった。
機械がつけられ、実母はそれを見ながら陣痛が来るタイミングと終わるタイミングを掴んでくれ、私に声を掛けてくれた。
今思えばそれが一番辛かった陣痛への痛みを耐え抜けた救世主でした。
その晩は、旦那が分娩室に泊まり込みでついていてくれることになった。
旦那に「陣痛が来ると苦しくて息の仕方が分からなくなるからその時は助けてね」と話しました。
分かっています。今日は仕事をしてきて疲れているって事。
前日も仕事を抜けた分、今日ものすごく大変だったって事。
でもね、ここ分娩室だよ!
ソファーに座ってうたたねでもなく、分娩台によりそってうたたねでもなく、ソファーに思いっきり寝て布団を掛けている姿を見て悲しくなったよ。
そんなもんなのかな(;_:)
そんな横で私は陣痛に苦しみながら吐き続けていました。
頭に浮かぶのは実母が教えてくれた陣痛が始まってから終わるまでのカウントの言葉です。
こんな事になるなら付添してくれなくていいのに!!
この時点でもリキミについてはよく分からなかった。
先生にリキミたくなったら言ってねと言われたが良く分からなかった。
つづく